情報の更新

2009/11/4  原因or悪化要因 追加

           Brain and Nerve Vol.57 No.11 November 2005 p.958
           「書痙の場合も〜時期のあと発症したり。」

           厚い紙に強い筆圧をかける作業に従事していた人に書痙の発症の報告が多くあります。
           これはものすごくよくわかる話です。

           また、ちょっと違う話ですが、
           ジストニーP72.
           「型通りの反復という要因の他に〜で誘発される。」
           に硬い食物の咀嚼時に誘発される顎のジストニーの記述が見られます。

2009/11/3  リハビリ方法?? 追加

           神経学的理学療法 P69
           「失調症として〜効果が報告されている。」

           小脳性失調に関する治療ですが、姿勢のコントロールと運動協調の異常にこのような
           重りを用いる治療が行われることもあるようです。
           ただ重りを取り除くと悪化したという報告と効果があったとの報告もあります。

           やり方を工夫すれば
           日常的なジストニアには応用できるのか?それとも動作特異的なジストニアの方には
           応用できるのか?あるいは軽度のときなら効果があるのか?
           なにせ小脳性失調の話なのでとにかく不明です。
           
           まあただ、重りをつけるなら柔軟もやらないと、動作によっては関節や筋肉を傷める可能性も
           あると思います。
           私の場合は、歯ブラシとかヘアブラシとかコップを使うときにこのような方法をとった時期
           があります。症状に追い詰められてこのような手段を自己流で考え付いた人もいると思
           います。

2009/11/2  病気の特徴に関して 追加

           ジストニーP69
           2.臨床所見
           「通常書痙は〜に発現する。」

           これはありえる話です。書痙の方のブログを読んでいても2字目、3字目と酷くなるという記述
           があります。
           私の経験とも合致しています。また2chのテニススレの方の記述とも一致します。
           ただし、私の経験から言えば、かなり調子が良いときはこのような感じです。
           私が現役のときの感覚で言うと、不適切な筋収縮がジストニーを助長してくるといったところで
           しょうか。

           
           また、マンガン中毒の際の錐体外路症状でもジストニアとパーキンソン症候群を示す群が
           あるらしいのですが、
           Brain and Nerve Vol.59 No.6 June 2007 P.585
           「歩行開始時には〜、2,3歩歩くと〜、ゆっくり歩くときは軽減する」
           
           またそれ以外にも足にジストニアがある人のブログを読んでいても上記のような記述がありました。
           
           まとめとしては、
           書痙や足のジストニアがある人との共通点
           1文字目よりも2文字目と動作を連続させるごとに症状が出始める。
           ・・・・場合がある。

           (ここでの書痙はジストニアの書痙の話)

2009/11/1  追加資料                    

       日本臨床スポーツ医学会誌 Vol.11 No.4 2003 P. 82 卓球イップスの検討
           
        色々なスポーツで、特に反復動作が多い類の競技でこういった調査は必要だと思われますが、
       恐らく、運動障害を伴わないただのスランプもイップスに含まれている可能性が、かなりあります。


2008/10/1  追加資料

       全日本鍼灸学会雑誌 Vol.57 No.3 P.366   
       第56回全日本鍼灸学会学術大会.岡山.2007.6.8
          職業性上肢ジストニア患者に対する鍼治療
             -卓球競技中に症状が認められるジストニア-



             サンメディアでも入手可能。





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